を観てきました。
20年前はかなりの新鮮さと斬新さを感じたのですが、
8番まで、となると、とうとう「ネタ切れ?」みたいな感じで
特に感慨はありませんでした。
地球はひとつの命、というところに、もう真理を感じないからだとも思います。
地球って枠を超えて宇宙、万物のすべてがひとつのエネルギーという
表現のほうが正しく感じているからもあります。
ただ、ドキュメンタリーとしては、素晴らしい出来だと思います。
映画として見るのには、エンターテインメント性はないです。
でも、龍村仁監督がまだ現役で頑張られて制作されていることに
頑張っていられる人の生き様を見た気がします。
今日、友人に誘われて行ったのですが、
その友人と鴨川をゆっくりと歩いて散歩したりし
大きな木の下で昼寝をしたりして、
いろいろたくさん話したのですが、
友人に
「明日死ぬとなったら、やりたいことっていっぱいあるでしょう?」
と聞かれて、いろいろ探したのですが、
ほとんど浮かんできませんでした。
あれをやらなければ、死んでも死にきれない、とか、
やり尽くしたい、とかそういう情熱みたいなものが皆無だったのです。
本当にそういう願望がほとんど薄れています。
明日死ぬ、としても、静かに受け入れて死ぬだけだな、と思いました。
もちろん、美しい景色がある場所や興味がある外国や、
一度はやってみたいかも、ということが浮かばなくもないのですが、
それをやらなければ、死んでも死にきれない、という執着が
本当になかったのです、。
そういえば、昔、死にたいと感じているくらい苦しいとき、
ああ、そういえば、あの大好きな音楽家の音楽を生で
聴くまでは死ねないな、とかいろいろ執着することは
死にたくてもたくさんありました。
いまはもう死にたいとかはあまり思わないですが、
やらねばならない、やらなくては、という思いが
湧いてこないということに気づきました。
自分の人生が完璧だ、すべてが最高だ、とも
思ってもいませんが、それでも
明日死ぬ、となったら、それもそれでいい、と
正直思います。
それは、諦め、降伏とかの精神でもなんでもなく
本当に心から、執着する自分がいないという気づき。
それを再確認しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿