若いころは、人間関係や、社会関係が華やかで
年間200人以上の新しい人と交流し、新しい友達が毎年できた。
瞑想をはじめてから
どんどん人間関係、社会関係の必要性がなくなってきた。
拡大し続けていた人間関係から縮小する人間関係。
あと、夢や願望なども、瞑想をするにつれ
どんどん縮小していく。
瞑想効果がいいか悪いかわからないけれど
あれほど拡大していた希望なども、ほとんどない。
むしろ縮小しすぎて、なんにもない。
昔から、いつ死んでもいいと思うくらい、
人生に執着は一切なかったけれど
いまは、より一層、それに拍車がかかっている。
死にたい願望も大きかった若いころより、
そういう願望もほとんど消えた。
ある種、意欲も消えているので、どっちがいいかもわからない。
瞑想すれば、人生の周りがよくなる、
いいことばかり起こる、と言われているようなことは私にはない。
ただ、感じるもの、受け入れる何かが変わったんだと思う。
人生が好転する、ということは、
悪いことはないけれど、いいことも何もない、ということなのかもしれない。